小野神社御柱祭
・小野神社は塩尻市の南端にあり、古くから「たのめの里」と呼ばれ、親しまれてきた山里です。
・小野神社は古代に創建され、昔から信濃の国二之宮と呼ばれ、信濃の国の一之宮は諏訪大社です。
・御柱の始まりについては、いろいろな説がありますが、諏訪大社は「諏訪大明神画詞」の記載から、今から1,200年前には行われていたと考えられ、 小野神社は諏訪大社と同じ祭神を祀り、類似する多くの古い祭祀形態を残している神社ですので、小野神御柱祭も古い時代から行われてきたものと考えられています。
・小野神社の御柱祭は昨年7/3の「見立て」と言う行事から始まり、7/17には「注連掛(シメカケ)祭」で先に見立てをした御柱木に注連を張り、榊を立てて供物をささげます。
11/20には「元伐り祭」を行い、御柱木となった御柱を伐採する行事が行われます。翌年1/15には「網縒(ヨ)り祭」には地区毎に全戸の参加により、御柱の曳き綱を縒ります。
3/25.26には「山出し祭」が行われ、御柱大祭行事の中では最も勇壮で、見ごたえのある祭りです。建て御柱祭の12日前の4/22には、「御遷座祭」が夜半に、古式にのっとり、
宮司のほか多くの奉仕者や実行委員によって厳かに行われます。牛炬火が焚かれ、神事終了後、木遣り唄が歌われ、長持ちや太鼓などが奉納されます。
・今年の5月3日〜5日に「里曳き祭」「建て御柱祭」が開催されました。
・「人を見るなら諏訪御柱。綺羅を見るなら小野御柱」と言われています。今年、初めて女性が建て御柱の柱に乗りました。
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