ピラトゥス:ドラゴンの山

演奏概要 

・「ピラトゥス」はスイス中部の都市ルツェルンの南南西にある2,122mの山で、「ドラゴン(翼や爪を持ち、火を吐く、と言う伝説上の怪獣)が住んでいたと言い伝えられます。
・曲はゆっくりと開始され、サックスやフルートが次々に美しい旋律を歌い出し、次第に高まり、大変魅力的な部分です。
・やがて演奏も高まり、その頂点で低音楽器が不気味に響き、ティンパニーの連打でテンポの速い第2部に入ります。
・ここでは各楽器が動き回り、低音楽器が躍動的な旋律を奏します。
・再び打楽器が鳴り響き、ゆっくりした第3部に入ります。
・ここでドラゴンの出現ですが、すぐテンポを速めて激しい動きの部分にかわります。
・打楽器や低音楽器が活躍し、わくわくするような音楽となります。
・この旋律が勝利を表現するように金管とティンパニの高らかな響きの内に堂々と曲を閉じます。