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2017.1.11 衆院選 公示 22日投開票 候補者数



第48回衆院選は10日公示され、22日の投開票に向けて12日間の選挙戦に入った。4年10カ月続く安倍政権の継続を求める自民、公明両党に対し、 希望の党・日本維新の会、共産党・立憲民主党・社民党が挑む3極が争う構図。消費税率10%への引き上げや憲法改正、原発政策などをめぐり各党が論戦を繰り広げる。計1180人が立候補を届け出た。
安倍晋三首相(自民党総裁)は福島市の第一声で、「北朝鮮が意図的に脅威をあおっている。脅かしに屈してはならない」と述べ、北朝鮮の脅威への対応に万全を期す考えを強調。そのうえで「子供たちの世代に思い切って投資をする決断をした」と語り、消費増税分の使途を変更し、幼児教育無償化などに充てることに理解を求めた。 公明党の山口那津男代表も北海道岩見沢市で使途変更について「使い道を大きく変え、子育てや高齢化に使わせてほしい」と訴えた。
これに対し、希望の党代表の小池百合子東京都知事は東京都豊島区で「超高齢化の波は目前だ。使い道を変える、そんなしょぼい話では間に合わない。まず増税を延期する」と主張。維新代表の松井一郎大阪府知事も増税凍結を訴え、議会・行政改革を先行させ財源を生み出す必要性を訴えた。
共産党の志位和夫委員長は「消費増税はきっぱり中止を」と求めた。
憲法改正については、首相は憲法に自衛隊の存在を明記する改憲案などを提起し、希望の党と維新も改憲の議論を進めることには前向きだ。これに対し、共産、社民両党は「9条改憲阻止」を強調した。
立憲民主党の枝野幸男代表は、森友学園と加計学園を巡る問題に関し「(首相による)権力の私物化だ。情報を隠し、ごまかし、開き直る」などと訴えた。
社民党の吉田忠智党首は、野党4党が今年6月に憲法に基づき臨時国会の開催を求めたが、応じないまま臨時国会冒頭で衆院を解散した首相を批判した。
今回の衆院選は「1票の格差」是正のため小選挙区数が6県で1減され、比例代表も4ブロックで定数が1ずつ減り、衆院定数は戦後最少の465議席(小選挙区289、比例代表176)で争われる。首相は衆院選の勝敗ラインを自民、公明両党で過半数(233議席)と設定している。
昨年6月に施行された改正公職選挙法により、18、19歳が投票できる初めての全国規模での衆院選となる。

1180人が立候補

衆院選の立候補届け出は10日午後5時に締め切られ、立候補者数は小選挙区936人、比例代表244人(重複立候補者を除く)の計1180人で確定した。自民党は332人を擁立。共産党が243人、希望の党が235人で続いた。このほか、公明党53人▽立憲民主党78人▽日本維新の会52人▽社民党21人--などとなった。 2014年の前回衆院選の立候補者数は小選挙区959人、比例代表単独232人の計1191人。今回はこれを11人下回った。【葛西大博】

リオデジャネイロ五輪第14日の18日、レスリング女子の53キロ級で吉田沙保里(33)は決勝でヘレン・マルーリス(米国)に1−4で敗れ、4大会連続の金メダルを逃した。
また、五輪と世界選手権をあわせた世界大会の連覇も16で止まった。
第1ピリオドから低い姿勢で相手の動きを見る吉田。タックルを仕掛けるがポイントにはつながらない。試合が動いたのは第2ピリオド。相手に背後を取られて逆転されると、試合終了まで勝利を信じて果敢に攻め込むが、最後まで相手を崩しきれなかった。

長野県の立候補者




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