「大嘗祭」は毎年11月に国と国民の安寧や五穀豊じょうを祈って行われる宮中祭祀「新嘗祭（にいなめさい）」を天皇の即位後、初めて大規模に行うもので、皇位継承に伴う一世に一度の重要な儀式とさる。
中心的な儀式の「大嘗宮の儀（だいじょうきゅうのぎ）」と「大饗の儀（だいきょうのぎ）」をはじめとする一連の儀式や、関連する行事で成り立っている。
14日から15日にかけて「大嘗宮の儀」が、16日と18日に「大饗の儀」が行われた。
続いて「天照大神」をまつる三重県の伊勢神宮に参拝する儀式などが行われ、12月４日、宮中三殿に参拝されるなどして天皇陛下の即位に伴う一連の儀式がすべて終わる。

「大嘗宮の儀」は「大嘗祭」の中心的な儀式で、皇居・東御苑に設営された「大嘗宮」で行われる。
儀式は14日午後６時半から「悠紀殿供饌の儀（ゆきでんきょうせんのぎ）」が行われ、15日午前０時半から「主基殿供饌の儀（すきでんきょうせんのぎ）」が行われた。

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